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終わりこそ人がわかる

『まったくヨガの先生は・・・』

 

最近こんな言葉のはじまりから

お話を聞くことが何度かありました

 

ヨガを学んだ時も

 

ヨガの先生は社会人としてのマナーがないから

そこをしっかり学ぼう!

ビジネスメールの送り方や

名刺、名刺の渡し方ビジネスマナーの本を読んだりするのもいいよと

ちゃんと

学ぶようにご指導をいただきました

 

確かに!

マナーがないと言われている中で

ビジネスとしての対応ができていれば

街を歩けばヨガの先生(自称)に当たるほど

沢山いる中で

差別化できるのでしょう

 

特に

ヨガの先生のレッスンの卒業の仕方

終わり方に問題があるということを

ジムの方からもご指摘をいただきました

 

以前ヨーガ療法学会で学ばせていただいていた際に

あの木村先生もおっしゃっていました

 

『ヨガの先生は無責任な方が多い』

 

自分がレッスンを辞める時に

せっかく通っていた方がいるのに

平気ですぐ辞める

そうじゃなくて

ちゃんと後任の方を探したり

どこか

引き受けてくれるクラスを紹介するなど

責任を持ちなさい立つ鳥跡を濁さずですよと

 

もう何年も前のお話を

こうやって鮮明に覚えているということは

私もどえらく共感した部分があったのでしょう

 

それ以来

 

はじめよければ全て良しではなく

終わりよければ全て良しに変わりました

 

わかります

 

終わる時

辞める時って大変です

 

一見スタートのほうが勇気必要に感じますが

いやいや

アパートも借りるより退去が

お付き合いもお別れの時が

そして

今まさに

退職代行業務があるように

入社よりも退職が

なんなら

会社に行くよりも

帰るタイミングのほうが

難しかったりします

 

わかります

 

私も終わりが苦手です

 

だから

そんな苦手な人が多いからこそ

そこをきっちり行うと

やっぱり

差別化になるし

信頼に繋がります

 

なので

ルール通り

辞める時は しっかり期間を持って伝えましょう

信頼できる後任や受け入れ先を探し引き継ぎましょう

辞めることをペラペラメンバーさんに話すの勘弁してください

 

思えば

会社を退職する際には

引継ぎノートや

もっと言えば

自分の仕事マニュアル化して

お伝えしますもんね

 

だからお給料

お代をいただく場で

社会人としてのルールを問われるのは

当たり前ですよね

 

何を言っているの

私の人生

好きに生きるのよ

やりたいことをやりたい時にやって

やめたい時にやめるの

何がいけないのよ

 

とおっしゃる方もいることでしょう

 

その通り!

やりたい時にやりたいように

辞めたいならやめる

私も大賛成ですし

私自身も何の我慢もなく

お仕事をいただきレッスンし

取引先の皆様

参加して下さる皆様に大感謝しております

 

ただ

わがままと自由が違うと

よく言われるように

その辞めるをもう一歩踏み込んで考えてみる

ちょっと俯瞰して物事をみると

変わります

 

人生は自分が主人公です

でも

仕事は脇役

名バイプレーヤーです

仕事はお客様が主人公

ここを徹底しているからプロなのだと思っています

もちろん

趣味の延長でおやりになっているなら

このお話は関係ないかもしれません

ただ

職業として

お金が発生する仕事として考えてらっしゃるなら

 

仕事中

自分がまるで小日向文世さんのように

いぶし銀で

そっと寄り添いながらもしっかり

爪痕を残す記憶に残るような

そんな存在だと思うと

けっこう

楽しく働け

おもしろかったりします

 


もちろん

後任や受け入れ先が

みつからない場合もありますし

止むを得ず突然お休みや終わらなければいけない

それしか選択がない場合もあります


でも

そのあなたの想いは伝わっています


向き合い方


これは

ヨガの先生だけではないですし


終わりこそ人が出るならば


自分の人生もそうですよね


主人公として歩んだ人生の最後の最期


終わりがあるから始まりもあるし

始まらないと終わらない


さあ

今日も名バイプレーヤーを目指し

レッスン楽しんできますね


行ってきます



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