佐保田鶴冶先生より
ヨガを学ばれたという著者
佐保田先生はこう言っておられた
こういう意味で行っているなど
佐保田先生からの見解で
解釈を書かれているので
そーいう切り口もあるんだと
とても新鮮というか
ファンとしてはタマラナイです
ヨガの真理を知るなら
やっぱりサンスクリット語は学ぶべき
そんな言葉に
現在月二回
学びの場へ足を運んでいる私にとって
叱咤激励
ゴンダの文法より
先生の解釈にニヤニヤしている場合じゃない
はい、ちゃんと文法も学びます!と
そんな感想でございます
あえて
ハタヨ―ガからラージャヨガへと
ヨガヨーガの聖典 ハタヨガプラティピカーと
ラージャヨーガの聖典 ヨーガスートラを
一緒に訳しているのだと思います
※ハタヨガって何という方
こちらのブログをご一読下さいませ→☆
なので
全文を訳されているわけではなく
ここはという部分のみです
全編を読んで感じたのは
著者の師匠である佐保田鶴冶先生が
野心や貪欲や無知の結果、ヨーガが社会から毒殺されるという心配
と続ヨーガ根本経典はしがきに書かれている
この憂いを著者自身も感じているから
あえて
ハタヨーガの聖典と
ラージャヨーガの聖典をひとつの本にしたのだと思います
ハタヨガプラティピカー4-79より
ラージャヨーガを知らないで
ただハタヨーガを行ずる人が多い
彼らは実りのないことを
ただ繰り返しているに過ぎない
ハタヨーガはラージャヨガの準備段階と言われています
かと言って
ハタヨーガがラージャヨガより劣っている
あんなことばかりやって
という批判がないところもヨカッタです
ハタヨーガ至上主義でも
ラージャヨーガ盲信者でもない
そもそも
バガヴァッドギータで説かれている通り
ヨーガは平等の境地である (ギータ2-48上村先生訳)
なんですよ
なので
あんなのはヨガじゃない
ポーズなんてアホです
ヨガ以外も教えている人は認めないとか
そーいうのは
平等心がヨーガといわる (ギータ2-48鎧先生訳)
からかけ離れているので
無視しちゃっていいと思います
ただ
ハタヨーガはラージャヨガの準備段階
どうしても身体を使ってポーズをとる健康体操のみが
ヨガと捉えがちですが
もう一度
ここで再確認しようよと
私自身も常に肝に銘じています
メディアは
難しいポーズを扱ったほうがわかりやすいし
映画でも
身体ばかりにフォーカスしがち
でも実際は
アイアンガ-師もヨーガスートラを訳しているし
クリシュナマチャルヤ師は
サンスクリット大学の教授でもあるし
お二人とも
ハタヨーガだけでなく
ラージャヨガにも精通していたはず
ただ残念ながら
映画や動画では
ラージャヨーガは伝わらないという
意見にわたしも納得です
だからこそ
サンスクリット語を学び
ラージャヨーガの智慧を学び
ハタヨーガはラージャヨーガの準備段階と
ラージャヨーガへ導けるよう
日々精進なんだと痛感です
もちろん
ラージャだけでなく
カルマ・ギィアーナ・バクティと伝統を精進していく
ヨーガの道も忘れておりません
いかがでしょうか?
以前も若いヨガインストラクターさんから
どうしても眠くなって瞑想ができない
そんなご相談を受けたことがあります
いいんです
それならそれで
自分のできないものは教えなければいいんです
逆に
出来もしないのに
知ったふりをして
レッスンの最後に瞑想を無理くりいれるほうが危険です
なので
もし良かったら
ぜひぜひ
ラージャヨガご一緒しませんか
ラージャヨガの聖典
ヨーガスートラを読む
そんなインド哲学カフェを開催したいと思っています
ご興味のある方はご連絡下さいね
□結論
ハタって何?ラージャって何?と思われたかと思います
とてもざっくりですが
ハタヨーガとは身体を使ったヨガ
ラージャヨーガは心の作用の死滅を目指す瞑想ヨガ
と
すごく安易な説明になってしまいます
次のブログ記事で
ヨガの歴史から聖典などまとめた文章をアップしますので
ぜひ読んでください!
〇参考文献バガヴァッドギーター 鎧淳訳
バガヴァッドギーター 上村勝彦訳
続ヨーガ根本経典 佐保田鶴治著
〇ヨガのお問い合わせは こちらをクリック → ここを☆ぽちっとな
〇最新ブログ更新確認は もし良かったフェイスブックを
フォローしてくださいね → ここをぽちっとな ☆