おすすめのヨーガスートラ本
- soma
- 2017年8月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年10月17日
ヨガ・インド哲学についての質問をいただくのは
とてもうれしいです
ありがとうございます

『ヨガ哲学の根本経典
ヨーガスートラ
どの本がわかりやすいのでしょうか』
こんな質問を沢山いただきます
ヨーガスートラとは
作者、パタンジャリ大師と言われているラージャヨーガのバイブル
195の格言からなり、全体で4章52節から構成されています
ヨーガによって心の作用を制御し
輪廻転生の原因である煩悩
その先にある要因の無明を除去できれば
解脱の道が開けるとしています
理論を体系づけ、解脱への実践方法も書かれているこの『ヨーガスートラ』は、
現在私たちが読んでも全く色あせておらず
ヨーガを学ぶ者には 必須
解説書もたくさん出版されているので
上記のような質問をいただきました
先日 ブログにアップしたヨーガの極意も
スートラの解説書のひとつ

もちろん
佐保田先生のこちらもあります

解説書ということは
それぞれの方の訳というよりも
解釈になることも多く
色んなものを読むと面白いです
ただ最初は何かひとつ
訳がいまいちわからなくても
ヨガを実践するうちに
はっそういうことなん!?と
わかってくるので
何度も何度も読んでみるといいですよ
その後
ヨーガスートラの内容を実践しながら
読み比べ
自分に会うものと出会っていくことが
一番フィットすると思います
と
身も蓋もない結論ですね
ただ
言えるのは
佐保田先生のヨーガスートラは仏教用語が多いので
一番最初に読むのは厳しいかもです
先日のブログにアップしましたが
小山先生著もハタヨガプラティビカーについても書かれているので
そのあたりを踏まえてからのほうが 面白いです
となると
やっぱり
インテグラルヨーガが一番わかりやすいとなりますでしょうか
ただね
生徒さんにこちらを紹介したところ
わかりにくいとのことだったので
私自身 ヨガ通信として
ヨーガスートラ解説を書き配布していたのであります
その方の学びや
実践によって
わかりやすさは変わるのでしょう
また
インド哲学の講座に参加したり
ヨガ講師に質問して下さってもいいと思います

前出に書きましたが
解釈はその人それぞれの部分
なので
最終的には
解釈なしのただの翻訳
もしくは
ヨガ関係者以外のヨーガスートラがいい
と
個人的な最近の想い
結局
他人の解釈を鵜呑みにしてしまっていいのだろうかという
これは
インド哲学全般に言えることかと思ってます
誰かの解釈のみに委ねて
思考を停止してしまうことは
パタンジャリ大師は望んでなかったように思えるんです
そうでなければ
シュラバナ/学ぶ
マナナ/熟考
二ディディヤーサナ/思考の集中を行った後の最上級の瞑想
という
ヨガの智慧を得るための流れは
いらないもんね
そして
ふと
思ったのですよ
解釈を他人任せにするということは
これって
普段から私達が私達を生きづらくしている要因のひとつなのかもと・・・
そのあたりは
また次のブログに書きますね
では
夜のレッスンへ行ってきます♡
■参考資料
結論
ヨーガスートラの解説
あたし わかりやすく書くよ!
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