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執筆者の写真soma

ヨーガの極意 小山一夫著

更新日:2021年10月17日


ここに来て

改めてガッチリヨガを修習する機会が!

と 同時に

自分のインド哲学・ヨガに向き合うことの集大成となるような

壮大なテーマをいただきました

『わあ!楽しそうおもしろそうです ぜひ!』

と お答えしたものの

そのテーマの大きさにたじろいでいることは否めません

500時間を卒業してからの復習や

自分自身のヨガ・インド哲学との一区切りに

本当にいいタイミングです

ありがとうございます

そんなこんなで

夏休みの宿題に追われるお子達に紛れ

図書館通いの日々でございます

ついつい本を借りて帰らずにはいられません(笑)

といっても

ほぼほぼ関連図書

ヨガ関連

哲学関連の本ばかり

ちょうど夏休みの課題図書のように出会ったのが

こちらの本です

これが

久しぶりに面白い本にガツン出会いました

ここまで読んで

やだ~スートラの解説!?soma先生が面白いならと

アマゾンをぽちっとな

するのは早合点

ちょっと待ったあ~です

こちらは

火の呼吸・クンダリーニヨガJPの小山先生が

タントラの観点からのヨーガスートラを

佐保田先生・中村先生・ラマナマハルシ大師の著書や

魂の科学やスッタニパータと比較しながら研究している内容です

更に中国智慧にも精通されており

また仏教の経典からの引用もあるので

かなりマニアック

ですので

上記の先生方の本

ヨーガスートラ・ハタヨガプラディピガー読んでからの方が

この本の面白さを堪能できます

ある程度ヨガ・インドの歴史が頭に入っている

変態の皆さんにはたまりません

特に

マズローの欲求五段階説とチャクラとの関係についての考察は 

はっとしました

また

白隠禅師の禅病についても言及しているのも

普段から瞑想の危険性の話をするときに

私も白隠禅師と自分の体験談を語るので

共通事項があり ニヤニヤでございました

その他にも

ヨガは内観だ

アーサナだけでわかって気になっても×××

という意見

そして 

宗教性をはずすということを一貫しているのも

納得です

ただ

宗教性をはずす為に

ヨーガスートラのヤマ・ニヤマはいらないという考えは

大胆だなと・・・

数々の引用文献・参考文献の中に

ヴィヴェーカナンダ大師の著書がないのは

そのあたりが理由なのでしょう

ご本人もご著書の中で

サーンキヤ哲学からのヨーガスートラの解釈を求めている方には

こちらの内容は合わないとおっしゃってます

なるほど

私自身が

やっぱりタントラではなく

ラージャヨガ・サーンキヤ学派であることも

再確認できました

ヨガという智慧の海は

本当に広く大きく深くて

この海に船を出したからには

井の中の蛙ではいられない

    ヨガの経典や先人の著書は旅行のガイドブックのようなもの

と書いてありましたが

私もまさに

その通りだと思います

ガイドブックを読み込んでわかったつもりでも

やっぱり現地に自分が行って体現しないと

その場所のことはわからない

まさにヨガは実践の科学

自分が実践し体験することが大切であり

頭でっかちでも

また

アーサナだけで止まってしまっても

それは命がけでヨガを伝えてきた先人達に対して

失礼だと

久しぶりにヨガに対する熱い本を読みました

もう

何年も前ですが

ヨガをはじめた当初

武道に近いヨガとして

だったら空手娘の私にはぴったりだと

小山先生のWSに参加したのが

懐かしいです

その時既に 

先生はもうアーサナするヨガは卒業したとおっしゃってましたが

現在はどうされているのでしょうか

そう考えると

この日本でのヨガ人気も長いなあ

色んな流れがありますね・・・

そうそう

チャクラを通しての瞑想のサマディへの流れは

体感した方でないと書けない内容だと思いますよ

本当にヨガの智慧は広くて大きくて深い

だから

一方からでだけじゃモッタイないです

思考停止をして

誰かの話を

誰かの教えをまるのみするヨガでは

自分自身の人生を確立することは難しい

トライ&エラーで

楽しく色んなヨガの智慧を楽しんでいこうと

改めて

エネルギーを感じてます


結論

インド哲学&ヨガ変態の方におススメの本です

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