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うつヌケ 田中圭一著 読書感想文

執筆者の写真: somasoma

ヨガを学んだ理由

ヨガを学びだしたキッカケは

自分自身の高血糖・肥満という

体調不良からではありますが

実はもうひとつ

あるんです

ちょうど ヨガにハマりだした頃に

うつという病気について深く知りました

人づての話として

私には関係のない話

身近ではない

そう思っていたのですが・・・

そこで 不思議に思ったんですよ

同じ苦労をしても そういう症状になる人 ならない人

違いはなんだろう

そう思った時に 

頑張り屋で 完璧主義で かっこよくて 頭も良くて 仕事ができて 責任感もある

実はそういう方の方がなりやすい

昼間の韓流ドラマが見たくて仮病を使って たまには休んでもいいじゃーん

ちゃーんとその前に仕事は処理してあるから

有給もあるし 休んだって大丈夫 

休みは必須よーんと手を抜きまくる人間のほうがならない

不真面目よりも

一生懸命生きている人こそが

そうなってしまうように思えてならなかったんです

どうしてだろう 何も悪いことしていない

というよりも

世の為人の為に頑張っている人こそがそうなってしまうことに

理不尽を感じずにはいられませんでした

そこから ムショウに人の心が知りたくなったんです

ここからが

私の変わり種なところではありますが

通常なら

人の心が知りたいなら 心理学方面 に向かうと思うのです

しかし 既にヨガを行じていた私は

ヨガのマインドの扱い方

ヨガを使った内観からの心の作用が知りたかったんです

なので

インド哲学なんですよね・・・

だから しつこいほどのヨーガスートラであり

アーサナ至上主義&美への追及のヨガではないのでありんす

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

そんな心身症とヨガについて研究しているのがヨーガ療法学会

なので

今でも所属して勉強しています

しかし

ここのところは シニア中心の認知症とヨガに重きを置いてました

ただ

ここへ来て

色んなところで この症状に出会うことがあり

書店で思わず手を取ったのがこちらの本

いや漫画です

正直言いますと 漫画は苦手だったりします(笑)

絵とセリフを同時に見るのが面倒で

読了したのは 北斗の拳とブッタのみ

こちらは イラストが手塚先生を想いだし サクサク読めました

作者がうつから抜けた経験があり

ご自身の話から 経験者のインタビューを元に

どうやってうつというトンネルから抜けたかそれぞれの経験が書かれています

この経験談が苦しんでいる方の少しでも光になればという思いで書かれているのが

伝わり胸を打ちます

私は経験していないので

そのトンネルの暗さ 恐怖 不安はわかりませんが

今 うつで苦しんでいる最中の方よりも

もしかしたら

少し落ち着いた状態の方のヒントになる本かもしれません

そして まだまだ

メンタルの病気に対して 偏見のある日本

田舎であるこの地域なら その偏見はもっともっとあります

そんなうつになったことのない

私たちのような周囲の人間が

腫物にさわるように接するのではなく

病気なんだと認識し

心療内科に行くことは

普通の整形外科に行くことと変わらないと

理解が深まる本だと思います

そして

目の前の事象を

色メガネでついつい見てしまう

余計で過剰な感情で見てしまう

それは

無知であるが故であり

こういった本を多くの方が読んで 偏見のない世の中になればいいなあと・・・

なので

私自身 もっとジャンル関係なく色んな本を読みたいと

秋でもないのに 読書週間 いや読書習慣欲がアップしました

白があるから黒がある黒があるから白がある でもグレーもあるよ

ネタバレになってしまうので

ひとつだけ文中の言葉を

人の頭の中には白い歯車と黒い歯車がある

うつの渦中にあるときは黒い歯車だけが回りはじめる うつヌケ/本文中より抜粋

これは インド哲学 サーンキヤ哲学の考え方に

似ているなあと・・・

サーンキヤでは 私たちは サットバ タマス ラジャスという

三つのグナから出来ていると考えています

サットバは純粋 タマスは重たく停滞 ラジャスは激しく活動的

この3つの気質からなっているので

常にこの純粋なもの 重く暗いもの 激しいものが

私たち人間の中にはあるのです

ヨガでは サットバの純粋で安定した状態を目指すので

ヨガを継続していくと

この暗く重いタマスと激しく荒々しいラジャスを持っていていはいけないと

自分自身のブラック的な要素を消そうともがいたり

そんな気質がある自分を責めたり

その部分を見ないようにしてしまいます

そもそも持っているものなので

なかったことにしよう

捨てようと思っても捨てられず 逆に辛く苦しくなります

そうなんですよね

自分の中にあるブラック

持っていてOKだし

ただただそれを認め客観視する

その為のツールがヨガであり

だからこそ

ヨガは心の作用を死滅させ平安に導いていくんですよね

※こちらの本にも書いてありますが

効果については個人差もあり 医療的な保証のあるものではありません

必ず専門医にご相談ください

もちろんヨガもそうですよ!治療ではありませんので医師の判断を仰いでくださいね

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静岡県東部 ヨガのことなら ヨガ講師 野中由美

​連絡先 メールアドレスsomayoga136.com@gmail.com     

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